現場日記

外壁塗装の見積もり書の注意点についてご紹介!

みなさんが外壁塗装を行う際、いきなり施工を始めるのではなくまずは見積書の作成を行うことが多いかと思います。
しかし、外壁塗装は滅多に行うものでもありませんし、見積もり書のどこを見れば良いのか、またどんな風に見積もってもらえば良いのか分からないといった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁塗装の見積書の注意点について2点ご紹介いたします。


□塗料のランク

外壁に使用される塗料には様々な種類があります。
主成分の違いでもいくつかランク分けされており、基本的に値段の高い塗料ほど耐久性も高く長持ちする塗料と言えます。
多くの塗装業者は外壁や屋根に使う塗料は比較的ランクの高い塗料を使用することが多いです。


しかし、その他の雨戸やサッシ部分の塗装に使用する塗料のランクを下げる、また違う塗料を使うといった業者もあるようです。
そうした際、たしかに塗装費用は安く抑えられるかもしれません。


しかし、5年後や10年後、ランクの低い塗料を使用した部分だけ、塗料の塗り直しをしなくてはいけない事態に陥る可能性が高まります。
一部分だけわざわざ塗装し直すのも手間と費用がかかります。しかし、放ったらかしにすると今度は家の構造自体にも、悪影響を及ぼしてしまいます。
目先の金額の安さだけにとらわれずに、見積書の内容をしっかり理解し細かい部分まで目を通すようにしましょう。


□塗装面積を複数業者で比較

また、見積書の作成を依頼する際、いくつかの業者に作成してもらいそれぞれを比較することをおすすめします。
塗料のランクや何度塗りか、ケレンの有無に関しては比較しなくても分かる項目です。


しかし、塗装面積に関しては、複数の業者を比較してみないと適正なのか判別が付かないケースがございます。
どこの業者も多少の違いはもちろんございます。
しかし、あまりにも他の業者の数値とかけ離れた塗装面積を算出している業者があった場合、その業者へは施工を依頼することをおすすめしません。
もしも複数の業者に見積もりを依頼するのが面倒だという場合には、延べ床面積×3.3×1.2という式でも概算が出せます。
その数値とかけ離れているかどうかで、業者の信頼度を測るという方法があるということも知っておきましょう。


□さいごに

以上、今回は外壁塗装の見積書の注意点として塗料のランクと塗装面積についてお伝えしました。
みなさんも出来上がった見積書の善し悪しを区別し、信頼のできる塗装業者に依頼しましょう。

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